ある日、さくらは傷ついたお遣い天使のピエールくんと出会いました。
そして、2人は、ピエール君のお遣いを果たすために、ムンジャガ島へ。さて、さくらとピエール君は、無事神様のお遣いを果たすことができるのでしょうか・・・。
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さくらが、ピコを連れていつものように林を散歩していると・・・
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ピコ
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ウゥーワンッワンッ!
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さくら
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どうしたのピコ?!
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ピコが何もない空に向かって吠えています
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ピコ
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ウゥーワンッワンッ!
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さくら
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ねぇ。どうしたのよ!
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さくらが、ピコを抱き上げようとした、そのとき
一瞬、強い風が吹いて、目の前が真っ白に光りました
ヒューーーッ ピカーーッ!
しばらくして前を見るとそこには、変な格好をした男の子が苦しそうにうずくまっていました
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さくら
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あなたは誰?
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ピエール
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うぅーうぅー。
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さくら
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どうしたの?どこか痛いの?怪我してるの?
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ピエール
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うぅーーうん。
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さくら
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待っててパパを呼んでくるから!
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ピエール
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ダメ!待って!
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さくら
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??どうして??
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ピエール
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そんな大した怪我じゃないから、お願いだから家の人を呼ばないで。
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さくら
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・・・。じゃあ、傷を見せてみて。
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と言って、さくらがピエールに近づくと
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さくら
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!!!背中に羽があるっ?!どうしたのその羽?!あっ!!左の羽から血が出ている!!やっぱりパパたちを呼んでくる!!
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ピエール
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待って!待って!大人たちを呼ばないで!お願い!
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さくら
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どうしてパパたちを呼んじゃいけないの?!わたしのパパはとっても優しいんだから!
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ピエール
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そういう問題じゃないんだ。君はなんて言う名前なの?
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さくら
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さくら
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ピエール
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さくらかぁ、良い名前だね!アイタタタ。。。
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さくら
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大丈夫?
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ピエール
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うん。僕は大丈夫。
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さくら
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ねぇ、どうして羽があるの?それは本物?だよね血が出てるし。
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ピエール
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んー、そうだよ。本物の羽だよ。だから大人を呼ばないって約束してくれる?
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さくら
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どうして大人を呼んじゃいけないの?
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ピエール
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今はそこまで言えないけど、とにかく大人を呼んじゃダメなんだ。それに・・・どうせ僕のことも見えないだろうし・・・。
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さくら
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わたしには見えてるわ。
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ピエール
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そう。君が心のきれいな子供だからだよ。
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さくら
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あなたもしかしてピーターパン?
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ピエール
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ハハハ。違うよ。
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さくら
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じゃーあなたは誰なの?
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ピエール
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天使だよ。
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さくら
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天使?!神様のお遣いの?
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ピエール
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そう。
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さくら
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どうして天使がこんなところで怪我しているの?
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ピエール
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それは・・・・・。
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さくら
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言いたくないならいいわ。で、名前はなんていうの?
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ピエール
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ピエール。
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さくら
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ピエール。でもその傷じゃ飛べないでしょう?どうするの?神様に戻してもらったら?
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ピエール
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そんなこと出来ないよっ!!うっっ。
ねぇ。悪いんだけど、この薬草を石ですり潰して、傷口に塗ってくれないか?そして、その上からニワトコの葉を貼ってくれないか?
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さくら
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わかったわ。
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さくらがピエールの手当をしながら
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さくら
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うわっ!結構深い傷だけど本当に大丈夫なの?神様にお願いして帰してもらったら?
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ピエール
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大丈夫。この薬は天界で使っている万能薬だから、直ぐに治るよ。
それに、僕は神様のお遣いを果たさない限り、天界へ戻ることができないんだ・・・。
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さくら
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神様もずいぶん厳しい人なのね。
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ピエール
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それが僕の使命だから。それに神様はすごく優しい方だよ。
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さくら
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どんなお遣いを頼まれてるの?
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ピエール
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ねぇさくら。ムンジャガ島って知ってる?
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さくら
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ムンジャガ島!!!
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ピエール
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そうムンジャガ島。
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さくら
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この町でムンジャガ島を知らない人は一人もいないわ!
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ピエール
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やっぱりね。そこに『ある物』を取りに行かないといけないんだ。
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さくら
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ムリムリムリ。絶対にムリ!命がいくつあったって足りないわよ!
この羽の傷の方がよっぽどマシなぐらい!
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ボンッ。
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ピエール
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いたー!何するんだよ!
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さくら
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よした方がいいわ。なんで神様はそんなこと頼んだの?本当に神様なの?
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ピエール
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もちろんさ。でも僕がいけないんだ。。。僕に力がないばっかりに。。。
神様の大切な物がムンジャガ島のやつらに盗まれちゃったんだ!あの髭の怪物めっ!
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さくら
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何を盗まれたの?
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ピエール
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ごめん。それはまだ言えない。。。けど、だから、絶対に僕はムンジャガ島へ行って、あれを取り返さないといけないんだ!
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さくら
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怖くないの?
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ピエール
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怖いさ!でもみんなのためにも、僕のためにも行かないといけないんだ!
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さくら
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分かったわ。ピエール。じゃー私も付いて行ってあげる。
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ピエール
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ダメだよ!大人でも危ないんだから。
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さくら
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あら、あなただってじゃないわ!それに大人を呼んじゃダメなんでしょう?!
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ピエール
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そうだけど。。。
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さくら
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それに、わたし聞いたことがあるの。ムンジャガ島の秘密。
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ピエール
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ムンジャガ島の秘密?!
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さくら
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そう。ムンジャガ島の秘密。
ムンジャガ島の怪物たちは、満月の夜、必ず島で一番高い丘の大広場に集まって、自分たちが奪った物を自慢する宴会を開くらしいの。
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ピエール
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宴会???そうか、そのときを狙って行けば、僕たちが盗まれたあの宝物があるかもしれないんだね!
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さくら
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そう!きっとあるわ!
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ピエール
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けど、奴らは人間の大人だって食べる、恐ろしい怪物だよ。力は象の様に強いし、セイウチよりも大きな牙を持っている!
一体、どうやってあいつ等に近づくんだい?
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さくら
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私がおとりになるわ。
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ピエール
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君が?!無理だよ!何を言ってるんだよ?
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さくら
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ねえ聞いてピエール。怪物たちは、人間の女の子が大好物なの。
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ピエール
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なんだって?!それじゃますます危険じゃないかっ!
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さくら
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でもきっと大丈夫!ピエール。私を連れて空高く飛ぶことってできる?
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ピエール
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たぶんできると思うけど。
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さくら
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それならきっと大丈夫。実は、10年前、ムンジャガ島から奇跡的に帰ってこれた人がいたの。その人が言うには、怪物たちは、必ず生けにえを宴会の最後に食べるの。宴会は朝が明ける前に終わるから、今ならちょうど4時ごろね。その前に、大きな鐘が3回あいだを空けて鳴るんだって。とにかくそれまでの間にピエールは、盗まれた宝物を取り返して、私を助けに来てちょうだい。
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ピエール
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でもどうやって君を助けたらいいんだ?きっと君は、牢屋に入れられているんだろう。
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さくら
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うんうん。大きな銀の大皿の上にそのまま乗せられて、その銀の大皿ごと空高く吊し上げられるみたい。
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ピエール
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なるほど。そして、僕が飛んで君を助けるのか?!
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さくら
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そう!
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ピエール
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でもやっぱり危険すぎるよ。
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ピコ
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ワンッ!
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さくら
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じゃー他に良い方法があるの?
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ピエール
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そう言われても。。。
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さくら
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いい?怪物は、宴会のとき沢山お酒を飲んで酔っ払うわ。いけにえがいればなおさらよ。
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ピエール
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分かった。で僕はどうやってやつらに紛れ込んだらいい?
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さくら
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怪物の子供の格好をして近づくのよ!島の周りには、怪物たちの着物が沢山落ちているわ。卵とビワを腐らせたような臭いだけどね。
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ピエール
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うぇ・・・。けどやるしかないね。
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さくら
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うん。
そうと決まったら、さっそく出かけましょう。ちょうど来週の今日が満月の夜だから。
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ピエール
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そうだね。ここからムンジャガ島までだと、一週間はかかりそうだね。今出ればギリギリ間に合うかな?よしっ直ぐに出発しよう!でもさくらは家族のみんなに伝えないといけないね。
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さくら
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それなら大丈夫。ピコに手紙をくくりつけて家に帰すようにするわ。
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ピエール
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えー?大丈夫なの?
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さくら
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だってそんなこと伝えたら、きっと閉じ込められて出してもらえないわ。それに次の満月までピエールは待てるの?
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ピエール
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ダメだ。待てない。直ぐに取り返さないといけないんだ。本当に大切な宝物だからね。もしものことがあったら、僕が死んでも償えないよ。
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さくら
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そんなに大事な宝物ってなんなの?
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ピエール
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ごめん、それは言えない。神様との約束なんだ。あの宝物を悪用されないためにも。。。
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さくら
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私にも?
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ピエール
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ごめん。許して。
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さくら
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分かったわ。それじゃ出発しましょう!
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ピエール
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よしっ出発しよう!
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さくら
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ピコ。この手紙をママかパパに渡してね。お願い。
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ピコ
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ワンッ!
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ピエール
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きっと君の大好きなさくらを、無事に連れて帰ってくるから安心して待っててね。
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ピコ
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ワンッワンッ!
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それから、ピエールとさくらの
ムンジャガ島への旅が始まった
ムンジャガ島へは、大人の足で5日間
さくらたちでは、早くても1週間かかる険しい道のりだった
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ピエール
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大丈夫かい?さくら。
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さくら
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うん。でも、もうくたくた。
あれ?!もしかして、あれがムンジャガ島かしら?!
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ピエール
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あの山の形は・・・そうだよ!ムンジャガ島に間違いない!よしっもう少しだ、頑張っていこう!
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ムンジャガ島の対岸につくと
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さくら
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ピエール、あそこまで私を抱えて飛べる?
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ピエール
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ちょっと遠いいけどやってみるよ。
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さくらたちのいる岸から、ムンジャガ島までは、およそ2キロ
ピエールがさくらを抱っこして、ふわっと飛びあがりました
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さくら
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ピエールって変なところにホクロがいっぱいあるのね?耳の後ろにホクロが3つも並んであるわ!
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ピエール
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あ、それね。それは、僕のホクロさ!天使には自分を表わすホクロがあるんだ!
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さくら
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へぇー面白いわね。
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ふわふわと何度か落ちそうになりながらもやっとの思いで、ムンジャガ島にたどり着きました
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さくら
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大丈夫ピエール?(小さな声で)
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ピエール
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ハーッハーッ、疲れて死にそうだ。。。今奴らに見つかったら、ひとたまりもないから、少しここで休んでいこう。(小さな声で)
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さくら
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分かったわ。(小さな声で)
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1時間ほど経って
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ピエール
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なんだか上の方が騒がしいね。
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さくら
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きっと宴会が始まるんだわ。
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ピエール
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本当だ。そろそろ日もくれる。見て!あっちには大きな満月だ!なんてデカイんだろう!
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さくら
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ほんと! 海が吸い込まれそうなぐらい大きいわね。
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ピエール
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詩人だね。
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さくら
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まあね♪
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ピエール
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でも本当に大丈夫?
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さくら
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大丈夫!ピエールこそ本当に大丈夫?
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ピエール
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神様に誓うよ!必ず君を助け出すよ!
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さくら
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お願い。信じるねピエール。
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ピエール
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絶対に約束する!
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さくら・
ピエール
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よしっ!
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ピエール
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おーい。お前ら!ここに人間の女の子がいるぞーっ!!!
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さくら
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キャーッ助けて〜!じゃーねピエール。後でね♪
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ピエール
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じゃーね。さくら。必ず助けに行くよ!
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怪物たち
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なんだがぇ?人間の女子がいるだがぇ?!
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モソモソと怪物たちが集まってきて、たちまちさくらは捕まってしまいました
怪物たちは大騒ぎ!
その間、ピエールは、怪物の子供の服を探している
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ピエール
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ありがとうさくら。必ず助けに行くよ。
うぇ。なんだこの臭いは。これを着ないといけないのか?
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そうだ!着るんだピエール!さくらとあの宝のために!
どこから見ても怪物の子供に変身したピエールは、さっそく怪物たちの宴会広場へ
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ピエール
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あっ、さくらだ!
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必死に声が出るのをこらえるピエール。
さくらが乗せられた銀の大皿の下では、たくさんの怪物たちが群がり、大きな声を出して踊っている
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ピエール
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本当だ。銀の大皿の上にそのまま乗せられている。あれならきっと助けられるぞ!待っててねさくら!
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白怪物
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俺様のこの冠はなあ、あの北の王からもぎ取った王冠だぜい!スゲーだろーがぃっ!ハッー!
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黒怪物
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アホ抜かぜぃ!俺様のこのダイアの指輪の方が、見てみぃ!スゲーだろーがぃっ!ハッハッー!
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赤怪物
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お前らそんなもんで喜んでるぜぅ?鼻くそどもがぃ!俺様のこの杖を見てみぃ!これはあのクレオパトラが使った杖ぜぃ!これが一番スゲーだろーがぇ?ハッハッハッー!
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大広場のあちらこちらで、この様な自慢話をする怪物たちで盛り上がっています。
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ピエール
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あれでもない。これでもない。一体こいつらはどんだけ盗めば気が済むんだ!んーどこにあるんだあの宝物は?どんどん時間が経って行くじゃないか!
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ピエールは必死になって探しましたが、想像以上に広い大広場に、やはり想像以上の怪物が集まっているので、全く見つけることができません
何の手がかりもないまま、次から次へ盗んだ物を自慢している怪物たちを見ていくしかありませんでした
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ピエール
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ない。ない。どうしよう。さくらは大丈夫かな?まだ鐘が1回もなってないから大丈夫だよな。なんだろう?あの群衆は?
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怪物たち
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ちょっと!ちょっと!押すなぜぃ!
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怪物たち
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ワシにも見せてくれぃ!ワシにも見せてくれい!
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髭の怪物
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ハッハッハッー!おめえらもずいぶんの宝を盗んできたと思うがぃ。こってえどえりゃー宝はないだろうがぇっ?!ハッハッハッー!
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怪物たち
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おい髭の!もっと上にあげて見せろぜぃ!
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怪物たち
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おお!そうだそうだ!
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怪物たち
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それが、あの天界から盗んだって言う宝がぇ?!
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髭の怪物
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だぜぅ!
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怪物たち
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おい髭の!おめえそりゃー天界の小僧たちが人の子になるのに使う宝ってほんとうがぇ?
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髭の怪物
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だせぅ!ハッハッハッー!
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怪物たち
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ハッハッハッー!そりゃースゲーがぃ!
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怪物たち
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おい髭!もっと見せてくれぃ!ワシにも触らせろがぃ!
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ピエール
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いたっ!!!あいつだ!!よしっ!宝物もある!クソー宝の秘密も知ってたのか。。。けどこれだけ怪物が群がっている中で、どうやってあの宝を奪い返したらいいだろう?あー、さくらだったらきっと良い方法が浮かんだんだろうなぁ・・・。
そうだ!
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怪物たち
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あースゲーぜぃ、スゲーぜぃこの宝わ!おい髭の!この宝ワシによこせ!
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髭の怪物
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なに言うとるがぇ?おめえ死にてえががぃ!こりゃ!やめりょ!こりゃ!はなぜぃ!
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怪物の子供
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なぁ!髭のオヤジ!
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髭の怪物
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なんだりゃー?クソンガギィ?
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怪物の子供
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けど、そいつは、本物がぃ?本物の宝がぇ?
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髭の怪物
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バーキャッローがぇ?!あったりめーがやっ!こんクッソガギィ!
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怪物たち
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髭のオヤジ!
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髭の怪物
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うるがぃ!だまれがやっ!
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怪物の子供
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髭のオヤジ!うそついてねえがぇ?!
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髭の怪物
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だーーーまーーーれーーーがーーーやーーーっ!!うるがーーーーぃ!!!
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怪物たち
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おい!髭の!ガギの言うとりがぃ!うそじゃーねーなら、それを試してみりゃーぜぇ?!
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怪物たち
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そうだ!そうだ!たっめっぜぃ!たっめっぜぃ!たっめっぜぃ!
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髭の怪物
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あーあーあーあー!だーーーーまらっぜぃ!分かったがぃ!こんアホどもがぃ。おぉ?!よっじゃ!ちょうどよかったがぃ。さっきのクソガギで試そうがぃ!
イーヒッヒッヒ。
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怪物の子供
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えー?!俺がぇ?やがぃ!やがぃ!人間になんかなりたくないがぃ!
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髭の怪物
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ハッハッハッー!ビビって泣くがぇ?こいつぁーガギでないと使えんのがぃ!
ほらっ!こいつに思いっぎり息を吹き込むがぃっ!
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と髭の怪物が怪物の子供にあの宝物を押し付けた瞬間!
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怪物の子供
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ハッハッハッー!アーハッハッハー!まんまと騙されたがぇ?!髭の!
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髭の怪物
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なんじゃと??こんクッソガギィ?!
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ピエールがざっと、着物を脱ぎ捨て、宝物を抱いて、空高く飛び上りました!
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髭の怪物
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あーーーーー!これーーーーー!!!ドロボーーーーー!!!!
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ピエール
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アーハッハッハー!どっちがドロボーがぇ?!ドロボーはそっちがぃ!!
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|
ゴ〜〜〜ン!!!
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ピエール
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まずい!さくらが食べられちゃう!じゃーな!髭の!二度と天界には来させないからな!
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髭の怪物
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ありゃ!おめーは天使がぇっ?!クッソー!!!やられたーーー!!!
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|
ゴ〜〜〜ン!!!
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さくら
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キャー!!!ピエーーールーーー!!!
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ピエール
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さくら?!!!
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|
今までに出したこともないスピードで、さくらを見つけに行くピエール
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ピエール
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あっ!あそこだっ!
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|
怪物たちが、さくらの乗った銀の大皿を下ろそうとし始めています!
そして、最後の鐘を鳴らそうと、大怪物が鐘に振りかかる・・・
ゴ〜〜〜〜〜〜ン!!!
その瞬間!
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さくら
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ピエール!!!
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|
ピエール
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さくら!!!お待たせ!
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|
さくら
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グッドタイミングよ!
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ピエールがさくらを無事救い出しました。
怪物たちは、もう大騒ぎ。
ピエールたちが飛んで島から逃げる時、あの怪物が・・・
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髭の怪物
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くぉーらーーーーーードロボー天使〜〜〜〜〜!!!おめえ、俺様の宝を返ぜ〜〜〜〜ぃっ!!!おめ〜それを使って人の子になりてえだがぇ〜〜〜?!この大ドロボーーーー!!!
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さくら
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人の子?ピエール?あなた人間の子供になりたいの?あの宝物は、あなたを人間の子供にする宝物なのね?
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ピエール
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ちっ違うよ!!!そんなんじゃないよ!!!あいつが適当なことを言ってるだけだよ!それよりもスピードを上げるからしっかりつかまってて!
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さくら
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分かった!
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そして、無事ムンジャガ島から脱出した2人
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ピエール
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さくら。本当にありがとう。
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さくら
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良かったね!ピエール!私のことも助けてくれてありがとう!
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|
ピエール
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うんうん、全て君のおかげだよ!
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さくら
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さぁっ!そうしたら、一緒に町へ帰りましょう!
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|
ピエール
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ごめんさくら・・・一緒に町へは帰れない。
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|
さくら
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えっ?!どうして?一緒に帰ろうよ?!私一人じゃ歩いて帰れないわ?!
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|
ピエール
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それは大丈夫。必ずさくらを家に届けるよ。ピコにも約束したからね。
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さくら
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でもどうやって?いや!せっかく仲良くなったばかりなのに!!
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|
ピエール
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本当にごめん。直ぐにこの大事な宝物を神様に届けないといけないんだ!それが僕の使命だから。どうしても行かないと・・・。
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さくら
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そんなのいやっ!ねぇ一緒に帰りましょう?!ねっ!
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|
ピエール
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ごめん・・・ほら!神様が僕を呼んでいる!
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|
満月の夜空に一筋の光が、ピエールたちに向かって輝いています
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ピエール
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それじゃ、さくら・・・さようなら!
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|
さくら
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ちょっと待って!いやー!また会えるかなピエールッ?!
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|
ピエール
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うん。必ずまた会おう!
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さくら
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分かった!元気でねピエール!!
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|
ピエール
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さくらも元気でね!またね!!
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|
さくら
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またね?!うん!またね!ピエール!!
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光に吸い込まれるようにピエールが消えて行きました。
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ピコ
|
ワンッワンッ!
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|
さくら
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うっうっ・・・。あれっここはどこ?!ピエールは?!
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|
さくらのパパ
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ピエールがどうしたんだい?
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|
さくら
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パパッ!私ずーっとここにいたの?
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|
さくらのパパ
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い〜や。林の中で熱を出して倒れていたんだ。ピコが教えてくれなかったら危なかったぞ。ピコに感謝するんだな。
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ピコ
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ワンッ!
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さくら
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ピエール・・・
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それから10年後。
さくらは、素敵な男性と巡り合い、2人は結婚することに。
やがて、2人にはとってもかわいい赤ちゃんが生まれました。
そして、赤ちゃんの耳の裏には見覚えのある、3つのホクロが・・・
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さくら
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?!ピエールッ?!あなたなのね!!!
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さくらと旦那さんは、そのかわいい男の子の赤ちゃんを『ピエール』と名付けました。
それから3人は、いつまでもいつまでも、幸せに暮らしましたとさ。
おしまい。
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